むかしばなし,  風俗かこばな

風俗かこばな※某ヘルス店での修行時代②

アンケート、本指名のプレッシャー

(①からのつづき)

退勤時必ず、アンケートを一枚一枚その日担当のスタッフとチェック。
信頼しているスタッフの時は改善点等を確認して終了で問題ないのですが、

この世界。
だけじゃないな。
どこにでもいるゴミ人間。

これはけっこう病むのですよ。
アンケの恐怖。

重箱の隅をつつくようなゴミ説教。
余計にどうしたらいいのか分からなくなるだけ、
自信がなくなるだけの話をタラタラと垂れ流す。

遅番なので終電が行ってしまうという理由で逃げる先輩たちにならって
何とか切り抜けられるようになったかな。。。

あとは月に1回PCで指名のグラフを見て
面接がありました。

平均値のグラフと最低値・最高値の人のグラフも重ねています。
汗。勘弁してほしい。

これも信頼できるスタッフとなら問題ないのですが
大きいグループですとスタッフの異動があります。

それによってスタッフが変わるとその面接もちょっと怖い時間になり得ます。

私は当時体調的な事情で今より痩せていてガリ貧乳にキツネ系顔、
クールビューティーなんていう言葉はキツネをフォローするためによく考えられたものだ。

やっぱりふんわり感のあるタヌキちゃんのほうが人気がある傾向。

どーしたらいいんだー!

痩せている先輩方はマット技術売りでカバー、
「少数派だけどガリ好きもいるから大丈夫、
キツネ顔はメイクでカバーするのもいいけどキツネ顔好きとかキツい性格好きもいるから大丈夫。」

と言ってくれました。

とは言え数字で示さなければまずいんでしょ?

マットってやっぱりフワッと柔らかいものが当たる方が
明らかに気持ちいいし。。とかウジウジ考えていました。

店長はそんな私に
「自分っていう殻を1度ぶっ壊さねーと。」

とだけ言っていました。

1度ぶっ壊す、ってどういうことだろう?

と考えつつ日々の勤務をひたすら消化。
消化、消化、吸収。の繰り返し。

そのうち店長の言っていたことがだんだんわかってきたような?

その頃には結果が出るようになってきていました。

店長はそんな私を見て、
ただただほくそ笑んだのでした。

 

自分は自分でしかないという当たり前のこと

たまにですがいまだにこの頃のことを思って
成績が良くない時、あまり気にしないほうがいいのにと思いつつも分析しまくります。

悪いアンケートももちろんありました。
満足度−1000%とか。汗

この信頼していたスタッフによく言われたことがあります。
彼は−1000%のアンケート用紙を破り捨てて

「今日のことは今日で終わり、忘れなさい。」

キャラを少し作った方がいいのかなと相談したときには

「〇〇さんは〇〇さん、それ以上でも以下でもないんだから
そのままでいいんです。」

そう、私は私。
それ以外の何物にもなれない。

今でもこの言葉を思い出して仕事に関係ないことでもそういう風に考えるようにしています。

よく求人広告に
そのままのあなたでいいんです。
と書いてありますね。笑

嘘ではないけどまずは試行錯誤がんばってみて、
それからはそのままのあなたでいる他に方法はないことは確かです。

後にも先にも風俗の一番始めの基本をみっちりと教えていただいたのはこのお店以外ありません。
ヘルスの時は他のお店に移るごとに店長クラスのチェック講習受講は必須でしたからそこで知識と技術を積んできたのかな。。

今も学びの日々です。

あ〜あぁ、優等生みたいな面白みのない締めになってしまいました。

とにかくこのスタッフと先輩の女性達なしではでは現在の私はいません。
とっても感謝しています。

普段は冷静沈着なOさんなのに、
やってしまった−1000%アンケ、破り捨ててくれてありがとうございました。
アンケートは保管しておくようなので
破り捨てたらダメですけれど。(=´∀`)

 

 

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