ジョブホッパー,  むかしばなし

ジョブホッパー業務日誌②車内販売全盛期

 

車内販売員の仕事(弁当屋)

 

 

鉄子方面な話です。

20代前半の時代は、まだまだ列車内での販売業務がにぎわっていました。

 

私が働き出したころは、JR東日本の最大の売り車両は東北、上越新幹線二階建てMAX号で、

東北方面だと山形新幹線つばさも開業したところでした。

 

昔は二階建て車両が、東北新幹線にも存在して活躍していました。

 

狭い業界内で所属を変えて、これだけ動いた人も女子はまずいないでしょう。

鉄オタ男子は、行けるところすべてに登録している人もいましたけど。

 

 

この順番で働きました。

あずさ号・かいじ号(アルバイト)

東海道新幹線(正社員)

スーパービュー踊り子号(アルバイト)

 

東海道新幹線はJR東海100%子会社(正社員とアルバイトあり)

特急電車はJR東日本100%子会社(販売員には正社員なし)

 

初めての接客アルバイト

 

 

接客業はこの特急車内販売が初めてでした。

いろんなアルバイトに応募しましたが、単純に受かりませんでした。

 

車内販売員は登録者がたくさんいました。

少ない人数で回しているレストランなどと比べると、

時間的自由があって、バリバリ働きたければたくさんシフトを入れればいいし、

休みたければ少なくシフトを入れれば、だいたい希望通りになるので、

学生にも調整しやすく人気のある仕事でした。

 

結果として、私に合っている働き方でした。

基本的に1人でカートを引いて販売するので、私お得意の、自分のペースで仕事ができます。

 

厳密に言うと、特急電車は自由な分、自分で早い判断が必要な場面があり、

新幹線は、ロボットのように決まったことをすれば、とりあえず誰にでもできる仕事でした。

 

リゾート列車はサービスが細かく、

同じ6人で乗っても新幹線と比べたらやることが満載で、

当然ですがサービスに厳しく、毎回神経がくたびれることが多かったです。

 

特に放送係になると、慣れないうちは心臓がバクバクでした。

風景で停車駅などの放送のタイミングを見るからです。

その空き時間で座席をまわって販売業務をします。

場所を覚えないと放送がないまま駅に着いてしまいます。

 

通り過ぎたとしても誰かしらが入れてくれるし、

車掌さんも気をつけてくれるんですけれどね。

 

電車は常に動いている

 

 

というわけで、あずさ号の仕事が一番楽しく感じました。

 

あずさは乗っても3人、通常2人体制でしたから、

今よりも相当トロくてマイペースだった私には合っていました。

本当は事務所のスタッフや先輩同僚に、

めちゃくちゃフォローされていたから成り立っていたんですけれど。

 

私はドル箱列車には怖くて乗る気にならず、

というより先輩乗員と一緒じゃないとシフトは入りませんでした。

 

弁当の残数や乗車率などを考えて、仕入れをする、

言うならば個人商店のような自由があったからです。

 

事務所に発注電話を忘れると、夜の電車で弁当が余りまくったり、

逆に積めなくなってしまい機会損失するからです。

弁当屋さんも夕方には閉まってしまいます。

 

一方で、新幹線はそもそも弁当の数がとても多く、何事もシステム化されています。

自ら発注することはまずありません。

 

ホッとできるあずさ号

 

 

東海道新幹線はほとんどビジネスマンなので、トラブルも起こりにくい分、

販売中のお客さまとの交流も少なく、特急に慣れていた私は少し物足りなく感じました。

 

自ら交流しまくっていた人もいました。

常に色紙を持ち歩いて、有名人にサインをお願いしていたんです。

営業所が大きいので、本当にいろんな人がいて刺激的でした。

 

昼間を避けると言うことで、必然的に泊まり勤務を多くしていました。

 

鉄子な話ですが、私が働いていたころは、

183系という今やとても貴重な車両がまだ普通に運行していて、

E351系が2編成で運行していました。

 

鉄の重厚感あふれる183系は新幹線0系と共にホッとできる大好きな車両でした。

E351系(スーパーあずさ)はカッコ良かったけど、とにかく独特の揺れで

体調によっては酔って気持ち悪くなっていました。

お客さまにもそんな方をたまにお見かけしました。

 

山の風景や緑を見ることが昔から私にとって癒しになっているようです。

あずさの場合、特に松本〜南小谷間、

紅葉の時期も素晴らしいですが、真冬の立ち枯れた白樺林も幻想的で好きでした。

 

出稼ぎが好きなのは自然の風景が好きだからなのかもしれません。

 

 

 

 

今日も読んでくれてありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

 

↓応援する!!
にほんブログ村 大人の生活ブログ 風俗嬢日記(ノンアダルト)へポチッとしてね〜っ

 

 

 

 

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください