実家の問題,  親について

父に一度だけ殴られた話

 

恐怖に怯えた幼少期

 

 

子供の頃は、ただただ恐怖に怯えていました。

父が母を罵倒して、ものを投げたり、殴ったりしている時です。

 

特にアパートに住んでいた頃は上の部屋に逃げ込むこともできず、

ふすま一枚反対側の部屋で弟と2人で泣いていました。

 

私たち兄弟も成長して、弟はある時点からは当然父を止めることができるようになったので、

居合わせた時には父を止めるけど、どちらかというと父に賛同しています。

それも分からなくもないのですが、どう見ても経済的、精神的弱者は母。

難しいところです。

 

顔の打撲痕を隠して仕事

 

 

母を助けようとして意見するようになると私にも危険が及びます。

2013年のある日、ダイニングで父と母の言い争いが始まり、私もその場にいました。

理不尽なことを言ってくる父に少し私が加勢すると、

私が飲んでいたオランジーナのペットボトルの底で口をどつかれました。

 

いきなりどつくのではなく、口の近くまで持ってきて怖がらせ、

口元でペットボトルを待機させながら散々罵倒、

悔しくてちょっとでも意見しようものならガツンときます。

いやらしい虐待男そのものです。

 

歯に当たったので、恐怖と痛みと同時に、

これは黒い痕になっちゃうよ、どーすんだよ仕事!と感じました。

案の定、唇の上のサイドに、半径2センチほどの真っ黒な打撲痕がすぐにできてしまいました。

オランジーナの底の形がボコっとしているのが悪かった。

 

顔は仕事で困るからやめてくれって思ったのですが、

父は母のことも顔ばかりボコボコ殴るバカ男なのです。

 

怒鳴りつけられるのは小さい頃からでしたが、

私に手を出したのはこれが初めてでした。

 

ついにここまできたか、ジジイになってもまだ暴力を振るう。

こういう人はおそらく、一生このままの人間なんだろうな。

 

高齢者男性が妻を殺したニュースを見るたびに、

うちもこんなことにならないうちになんとかならないものかな、

と思います。

 

そのころ私はデパートの化粧品部門のカウンターで接客していたので、

そんな顔では仕事ができません。

 

とっておきのコンシーラーとファンデを駆使して、

仲のいいメーカーさんの美容部員さんにも相談し、

なんとかアザを隠して仕事をしました。

 

両親の生い立ち

 

 

母の経歴

母の父(祖父)のバクチが原因で高校に合格するも入学金が払えず、入学を断念。

その後東京に奉公に出るが、朝から晩まで当時1日100円で働かされる。

 

奉公先の主人がものを知らない若い夫婦だったために理不尽な苦労を余儀無くされ、

親も娘の少ない稼ぎをあてにしてくる始末。

 

そのころの悔しさと後悔がいまだに抜けない70代。

 

祖母が亡くなった直後65歳で子宮体ガンが見つかり、子宮全摘出、

手術後は名鍼灸師のびわの葉療法と鍼灸で奇跡的に生還。

 

父が会社の事務員(父より歳上)とできてから、

ストレスでクレジットカードを使いまくり未だに返済できずにいる。

 

70歳で父の会社を不当解雇され、当時30数万だった収入がゼロとなり、以降生活苦。

生活保護は財産所有のため受給不能(羽振りのいい時期に買った土地が売れないので)

そもそも現在は父の扶養になっているので無理。

 

最後に父からお金を取らないととなかなか離婚に応じず。(200万程度のお金では納得できない)

 

父になんども殴り殺されそうになっている。

 

 

父の経歴

幼いころ(中学入学くらい)に母をガンで亡くし、父もその後5年くらいで死亡。

そのこともあり、中学卒業後は働く。

4人兄弟の末っ子だったが12歳年上の身勝手な兄に洗脳されて育つ。

 

兄が死ぬまでいいなりになったせいで、

兄が社長、父が専務の会社と父が社長の会社があったが、

身勝手な兄のせいで倒産したり人に取られたり。

 

社員と仲間のように一緒に住んで働くと言うような昭和的会社スタイルに今も憧れている。

社長は孤独、それに耐えられず社員に迎合するのでナメられる。

 

40代のころ、会社で雇った悪女事務員に持ち上げられていい気分になり、

ムスコが使い物にならなくなるまでは

その事務員=女の家で暮らしていた。(ダメになったら追い出された)

いまだにその事務員(over80)を雇用し続け、結果言いなりになっている。

 

と言うわけで社長の風格なし、考え方がかなり変人な70代。

社員を怒鳴りつけるので煙たがられている。

家族にも(家族というより余計な荷物くらいの認識)気に入らないことがあると暴言、手が出る。

 

 

真反対の考え方の両親

 

 

父と母の主張はたまに一致するけど、意見の食い違いで対立することが多かったです。

母は完璧主義で少しでもダメだとダメ人間だと批判して、

父は頑張らなくていい、学校なんて行かなくていいとか言ってました。

両極端で子供としては相当困る、真ん中はないのかよって。汗

 

自分が満足な教育を受けられなかったことに悔いがあり、

子供にはちゃんとした人間になってほしいという情熱が強すぎたのでしょう。

ちゃんとした会社に入ってほしい。

結婚はしなくても自分の仕事さえあれば生きられるから。

という考え。

 

おっしゃる通りでございます。

でもね、あなたたち2人から生まれて、

あなたたちも親や兄弟からよくない影響を受けてきて、

どう言ったりやったりするのがふさわしい育て方かとか分からなかったでしょ。

 

こんな劣悪な精神環境で、普通は正常な人なんか育たないよ。

中にはそういうたくましい人もいるけど少数派だよ。

怯えて自身のない人間になりますよ。

 

こんな毒親でも親なんです。

でも本当に嫌です。

 

 

 

 

重たい話を読んでくれてありがとうございます😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1件のコメント

  • キキ

    子供は親を選べないからですね

    少し、スピリチュアルな話かもしれませんが、
    生れてくるときに、どの両親のもとに生まれてくるかは本人が選んでるそうですよ
    よく、幼児に「どうしてこどもパパとママのところに生まれてきたの?」って聞くと
    「〇〇だから、パパとママのところに生まれてきたよ」って答えることがあるそうです

    つまり、その両親の下で生まれることを選択してるということです
    natsumeさんもご両親を選択してるとしたら、何か目的があるはずです
    そのあたりにフォーカスすると、色々と見えてくるかもしれませんね
    ご両親を冷静に分析しているところも目的に到達する過程かもしれません

    オヤジの戯言かもしれませんが、私も同じような境遇でしたので、
    何かのヒントになればと…

    もう、ご両親を赦しませんか?

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