ジョブホッパー業務日誌①世間はせまい
言い方には気をつけないと
他人と接する態度に気をつけないと、何があるかわかりません。
私も感情的になりやすいので注意しなければ。
私もはるか昔、後輩の浅はかな失敗を思い切り怒鳴りつけたことがあります。
そのことで他部署の担当が内線電話で怒鳴りつけてきてムカッときてしまったからです。
若かったし、今もですがもっと子供でした。
家での習慣が、ついつい地がでたときにあらわになるんですよね。
それはさておき、
人に強くいうタイプの人、下の立場の人や嫌いな人やできない人を徹底的になじるタイプ。
そんな人でも根はいい人もいるし、
逆にかんじの良い人が腹黒いとかもあるので一概には言えないのですが、
やはり世間は外側の見た目が大事。
今は部下を怒鳴っただけでもハラスメントって騒がれるのかな?
お客さまから聞く話ではハラスメントって営業職では今も平気でありますけどね。
ちなみに私はできない人に腹は立てません。
できるようになるまで徹底応援します、しつこいやつです。
使えないBBAは冷遇
2011年のことです。
一般の仕事に戻ろうかと考えた時期で、できることが限られている中、
比較的間口の広かった派遣の美容部員から復帰を考えました。
ころころと仕事を変えましたから、長い期間ではありませんが、
2社の美容部員経験がありますが、10年以上のブランクがありました。
派遣会社に、とあるメーカーさんを紹介してもらい、百貨店に派遣されました。
化粧品メーカーは新商品発売時や限定品などのイベントをしますが、
イベント専門のチームがある場合が多いです。
派遣された百貨店でも、イベントが開かれた時、
そのメーカーさんにもイベントチームがやってきました。
私はリーフレット配りとしてお手伝いをすることになりました。
リーフレットを配る以外のことはしなくていいと言われて、その通りにしていました。
しかしお客さまに、試してみたいから口紅をつけてほしいと言われました。
他のスタッフも手が空いていなかったので、
「タッチアップしてもよろしいですか?」と、ある女性に聞いたところ、
「できるんだったらやってみれば?ちゃんとできるんなら。」
と、言い放たれました。
その人はパッと見ツンとした感じの超美人で超気が強そうな女ギツネねーちゃん
背が高くてスタイルも抜群。
外資系は特にイベントチームにこういう見栄えのする人員を積極的に起用します。
忙しくバタバタしていたので、気にせずお客さまにお試しして終わりましたが、
マネージャーはとにかくじっとしていて欲しかったのです。
使えないゴミ年寄りなんか会社のイメージ的にもよくないし(マダムがターゲットのメーカーだけどね)
しゃしゃり出てきて余計なことされたらたまったもんじゃないわ的な気持ちもわからなくはありません。
売り上げ目標があるだろうし、邪魔はしたくなかったけれど、
1週間この調子で心がくたびれました。
マネージャーのお怒り
実はこのメーカーで働く前に、
個人的にお客さんとして他の百貨店でのイベントに参加していました。
そのメーカーさんに派遣で入ることになったので少しお話を聞きたくて出かけると、
今度アーティストさんが来るからメイクしませんか?とお誘いを受けたのです。
その時メイクをしてくださったアーティストさんが入店していて、
私のことを覚えていてくれました。
マネージャーはこのことがとても気に食わなかったようです。
使えない年寄り派遣がすでにアーティストと知り合いかよ!
ていうかなんで仕事入る前に客としてくるんだよ!的な?
鬼が鬼以上に怒り狂い、なんでそんなことしたのっ?ありえないでしょ!
と言われたため、アーティストさんにも謝罪しにいったのですが、
マネージャーと同じくらいの年代と思われる彼は、
「何がいけないの?いいじゃない勉強のためなんだから、何も悪いことはないよ。」
と言いました。
なんかいろいろありそうなので、私はおとなしくしてよーっと。
女ギツネのち子鹿
というわけで、1ヶ月でそのメーカーさんとはおさらばして、
次は派遣ではなく、たまたま募集のあった百貨店側に入社しました。
配属が婦人雑貨部の化粧品部門でした。
新しい仕事に没頭していたある日、
職場にあのチームがやってきたのです。
私がその職場を辞めるまで何度も来ることになります。
遠目にならんで歩いているのは間違いなくあのひとたち!
ぎゃー!女ギツネねーちゃんがケツフリフリ歩いてるっ!
そう、私の次の職場である百貨店の取引先にもそのメーカーさんはあったので、
イベントがあればやってくるわけです。
そんなことはすっかり忘れていたので驚きました。
またアーティストさんにあいさつに行こうかなと思ったけれど、
考えてみたらチーム側が私たち百貨店側にあいさつに来る立場なのです。
そうなると私がたとえペーペーでもアルバイトだったとしても、
ある意味上の立場ということになってしまいます。
私は驚いて横にいた上司先輩同僚に彼女の話をしていました。
カウンターなので数人ならぶと前を向いたまま小声で話ができるのです。
この業界ははせまいよね〜、とみんな笑っていました。
私の存在に気がついた彼女は震えるほどびびってるのが見てわかるほど、顔面蒼白になっていました。
ツンとした感じの超美人のカッコいい女ギツネちゃんが、生まれたての小鹿状態になっていました。(笑)
美人ではないけれど私も彼女のように強めの物言いなので気をつけなきゃって思っただけなんです。
仲良くしていただいてる他のメーカーさんとそういう話になったりして、うわさ広まるし。。。
同じ業界内は意外と狭い世界で、化粧品業界でも違うメーカーに移る人はたくさんいます。
普通は地方転勤がないことを考えると風俗業界よりもずっと狭いです。
こういうくだらない話がやった仕事分あります。
いくつ仕事したかわからないくらいJob Hopperですから。汗
また話が長くなってしまいました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
↓応援する!!
ポチッとしてね〜っ
2件のコメント
キキ
いつも面白い記事、楽しいです
因果応報ですね
人間って、権力や権威の傘着て物申すと気持ちいいから勘違いしてしまう動物なんですよ
でも、廻り回って自分に跳ね返ってくるんですね
よくできてますね
natsumeさんは、いろいろと引き出しをお持ちのようですね(笑)
natsume
ありがとうございます!
私自身もいろんなことが跳ね返ってきてますが、これでも日々精進してます。
生きた分だけの引き出しですかね?笑